ハイボールは、ウイスキーを炭酸水で割るお酒だからアルコール度数が高いのではと思っていませんか?
実はハイボールのアルコール度数はそれほど高くありません。 ほどです。
「7%って低いの?」
と思われた方もいると思うので、まず他のお酒とハイボールのアルコール度数を比べてみるところから見ていきましょう。
ハイボールのアルコール度数を他のお酒と比較してみた
お酒の種類 | アルコール度数 |
---|---|
ビール | 5〜6% |
カクテル | 2〜25% |
チューハイ | 4〜6% |
サワー | 4〜6% |
ハイボール | 7〜9% |
樽ハイ | 8% |
ワイン | 11〜14% |
日本酒 | 13〜16% |
焼酎(ロック・ストレート) | 20〜25% |
ウイスキー(ロック・ストレート) | 35〜50% |
ブランデー(ロック・ストレート) | 40〜50% |
ハイボールは、
という結果でした。「ハイボールで悪酔いした〜」なんて人もいるようですが、ハイボールのせいではありません。グビグビと飲みすぎただけでしょう。
居酒屋で飲むハイボールのアルコール度数は高くないの?
居酒屋のハイボールのアルコール度数は、だいたい
です。特別にアルコール度数が高いことはありません。
居酒屋によって、ベースとなるウイスキーの量はバラつきがあります。
ウイスキーメーカーと契約している居酒屋であれば、ウイスキーの規定量があり、1杯あたりのハイボールに含まれているウイスキー量は約30mlと一般的な量です。
この量であれば、アルコール度数の高いハイボールにはなりません。
参考までに、大手居酒屋でバイトリーダーをしていた方がヤフー知恵袋で回答していたハイボールについての内容を掲載しておきます。
専用のポーラーを支給されるので、それでハイボールを作ってます。分量はシングルで計算すると30ccです。氷をいれすぎたというクレームも受けますが、ウイスキーの量が決まった分量しか出ないので、氷を減らすと今度は薄いと言われます。
居酒屋によっては、ビールの中ジョッキでハイボールが出てくるところもあるので、飲む量やペースだけは気をつけてくださいね。
居酒屋のドリンクメニューによく掲載されているお酒のアルコール度数はどのくらいなのか?以下の記事でまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
ハイボール缶で比較!アルコール度数を調べてみた
ハイボール缶のアルコール度数はメーカーや種類によっても若干違っていました。
種類 | アルコール度数 |
---|---|
ジムビームハイボール缶 | 5% |
ホワイトホースハイボール缶 | 6% |
角ハイボール缶 | 7% |
トリスハイボール缶 | 7% |
ニッカハイボール缶 | 7% |
角ハイボール缶濃いめ | 9% |
トリスハイボール缶濃いめ | 9% |
ブラックニッカハイボール缶 | 9% |
アルコール度数が低かったのは、5%の「ジムビーム」。
アルコール度数が高かったものは9%の「角ハイボール濃いめ」と「ブラックニッカクリアのハイボール」でした。
缶のハイボールには氷が入っていません。缶ビールと同じペースで飲むと、酔いやすいのは事実です。
お酒が弱い人は、氷の入ったグラスへ注ぐなどしてアルコール度数を薄めるといいですよ。
何杯飲んだ?でハイボールのアルコール量を判断してはいけない!
お酒の量は何杯飲んだか?で判断しがちですよね。
でも、実際はどんなお酒を何杯飲んだか?が大事なところです。
そこで、ハイボール、ビール500ml、日本酒で、何杯飲めばどのくらい酔うのか?の目安を調べてみました。
参考にしたのは、サントリーのアルコール血中濃度と酔いの状態。
ハイボール | ビール500ml | 日本酒 | |
---|---|---|---|
酔い初期 | 2杯 | 1本 | 1合 |
ほろ酔い | 3杯 | 2本 | 2合 |
気が大きくなる | 6杯 | 3本 | 3合 |
千鳥足になる | 10杯 | 6本 | 6合 |
まともに立てない | ウイスキーボトル1本 | 10本 | 1升 |
動かしても起きない | ウイスキーボトル1本以上 | 10本以上 | 1升以上 |
※酔う酔わないの差は個人差がありますので目安としてください。
ハイボール2杯とビール(500ml)1本の酔いレベルが同じくらいとは意外でした。
ちなみにハイボール1杯のウイスキー量は、シングル(30ml)です。
ハイボールのアルコール度数は計算によって割り出せる
各材料の分量を入力するだけで、アルコール度数が簡単に計算できるサイトがありました。
- ベースウイスキーの量
- ベースウイスキーのアルコール度数
- 割るソーダ水の量
ウイスキーのアルコール度数ってどのくらい?
ハイボールのベースとして使われるウイスキーは平均40度ほどです。
では、家飲みでハイボールを作るときの定番ウイスキーのアルコール度数はどのくらいなのか?
銘柄別で調査してみました。
ウイスキーは確かにアルコールが強いです。
でも、ハイボールや水割りのように炭酸水や水で割ればアルコール度数は薄まります。
まとめ
- ハイボール1杯のアルコール度数は7%程度
- ビールより2%ほど高いけど、ワインより5%低いといったアルコール度数
- 酔うレベルは、ハイボール2杯とビール500mlが同じくらい
ハイボールのアルコール度数は意外と高くないことがわかりました。
じゃあ、アルコール度数5%のチューハイやサワー飲めばいいんじゃない?って思った方もいると思います。で、そのチューハイとサワーですが、何が違うか知っていますか?
もし、知らないのであれば、【調査】焼酎ハイボール・酎ハイ・サワー・ハイボールって何が違うの?の記事を読んでみてください。答えがわかりますし、飲み会でのネタにもなるかもしれません。
私はアルコール度数も気になるけど、お酒を飲んで太ることが気になるのよ!という方は、ハイボールのベースとなるウイスキーのカロリーについて書いたこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
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