奄美大島で育ちで、現在は鹿児島県に住んでいる焼酎好きの主婦です。
黒糖焼酎といえば「れんと」が有名ですが、今回私がおすすめする黒糖焼酎は「奄美」という黒糖焼酎です!
香りはホンノリと甘いのですが、飲むとすっきりしたキレがある!といった、ツウな人こそ好きになる黒糖焼酎が奄美です。
黒糖焼酎「奄美」の特徴は?
- 奄美大島の南にある徳之島で製造されている
- 酒造会社は中村酒造株式会社
- 家族が力を合わせて造っている酒造会社の力作
- アルコールは30度と高めの焼酎
黒糖焼酎のピーク時期は、家族一丸となって蔵を守っている!という人が感じられる焼酎です。
- 10月末:黒糖焼酎作りの醗酵に適した条件になる
- 11月頃:黒糖焼酎作りを始める
- 翌年の1月:香りのよい黒糖の新糖が出始める
- 2月から4月:1日に2回蒸留を行う焼酎作りのピークになる
黒糖焼酎「奄美」の基本的な情報がこちらです。
銘柄 | 奄美 |
---|---|
内容量 | 1800ml |
原料 | 黒糖 |
アルコール度数 | 30℃ |
小売価格 | 2,396円(税込) |
黒糖焼酎「奄美」のオススメの飲み方は…?
前割り焼酎です。
前割り焼酎とは、焼酎と水を好みの割合で混ぜて数日間寝かせてから飲むという飲み方です。
前割り焼酎にするとこんなメリットがあります!
- 口当たりがまろやかになる
- アルコール度数が薄まり飲みやすいくなる
- 前割りすることによりワインほどのアルコール度に落ち着く
これまでいろんな焼酎を前割りで飲んできましたが、最も前割りに合う焼酎が「奄美」でした。
焼酎と水の割合いは奄美5:水5
寝かせる期間は1週間
お水は水道水でなくミネラルウォーター(軟水)にすると、旨味を損なわなくなります。
水道水を使うなら、浄水型ウォーターサーバーが便利です。
奄美の夏の飲み方
あらかじめ3日ほど前割焼酎にしたものを飲む直前に冷蔵庫で2時間ほど冷やしてから飲みます。
食欲のない暑い時期でも、さっぱりとおいしく飲め、食欲もでてきますよ。
奄美の冬の飲み方
前割り焼酎にしたものを小さいやかんに入れ少し温めてから飲みます。
体があったまりますし、黒糖のほんのり甘い香りが口いっぱいに広がりますよ。
お酒があまり強くない方の奄美のオススメの飲み方
炭酸で割ってレモンを加える
お酒があまり強くない方は、炭酸プラスレモンで、スッキリでアルコール度数もおさえられた味になります。甘い香りもするのでカクテル風になりますよ。
前割りする焼酎サーバーについて
写真の焼酎サーバーは有田焼です。
実はこれ、友達のお姉さんが焼き物関連の仕事をしているとのことで友達を通して卸店から購入しました。
結婚5周年にと購入したもので価格は割引してもらって1万円くらいでした。ちなみに15年も使っています。
焼酎サーバーの容量は、いっぱいいれて3Lほど入ります。
「焼酎サーバーってメンテナンスが大変なんじゃないの?」と思われるでしょう。
実はメンテはカンタンです。
中身が空になる度に、食器のように洗っています。陶器なので丸洗いですよ
黒糖焼酎「奄美」に合わせるおつまみは?
家にある材料で作った夕食なら何でも合います!
写真は、豚骨煮込みとタコキムチです。
とろっとろに煮込んだ豚骨と、さっぱりしたタコキムチが黒糖焼酎「奄美」になじみます。
「奄美」に合うおつまみのジャンルは?
- 和食全般
- しょっぱい系
- 辛い系
なんにでも合いますよ。
私は和食と合わせることが多いです。煮込みなどの甘辛なもの、さっぱりしたサラダ、枝豆などをおつまみにして飲むのが好きです♪
黒糖焼酎「奄美」はオススメできる人とそうでない人がいる
「奄美」は、個人的に大好きなお酒なんですが、オススメできる人とそうでない人がいます。私には合わないかな?という方は無理に飲まないでくださいね。
「奄美」をおすすめできない人
- 飲みやすいお酒を好む人
- お酒があまり強くない方
- 料理と一緒に飲まない方
「奄美」をおすすめできる人
- お酒がすごく好きな方
- 昔ながらの奄美独特のお酒を味わいたい方
- お酒が比較的強い方
- いろんなお酒を試すのが好きな方
私が黒糖焼酎「奄美」を好きになった理由
私は18歳まで奄美大島で暮らしていましたが、高校卒業と同時に進学のため東京で暮らしていました。
20歳になってお酒が飲めるようになったのですが、周りに焼酎を置いているお店があまりなかったのです。
置いてあっても鹿児島県産のものではない焼酎でした。
実は私…最初から黒糖焼酎を飲んでいたわけではありません。
〜しかし、ときは流れ10年後〜
実家のある奄美大島に帰省すると、周りの友達は黒糖焼酎を飲んでいました。
本当にそうなんですよ。
焼酎初心者の私が最初に飲んだ黒糖焼酎は評判の良い「れんと」でした。「奄美」は知らなくても「れんと」を知っている方は多いですよね。
こうして私の黒糖焼酎好きがはじまったのです。
この流れから行けば人気の「れんと」をオススメするのでしょうが、
実は亡くなった父が大好きだったのが「奄美」でした。
奄美大島にある実家を訪れた際に、父を想いながら「奄美」飲むようになりました。
「奄美」は「れんと」のように人気がある派手さはありませんが、
「黒糖焼酎を飲んでみたいな〜」と言う方は、ぜひ「奄美」の深い味わいを堪能してください。
黒糖焼酎とは?
黒糖焼酎は、サトウキビからつくられる黒糖原材料にした焼酎です。
一次原料である米麹に黒糖を混ぜ、発酵→蒸留させるて黒糖焼酎はつくられています。
「原材料が黒糖なら、やっぱり甘いんじゃないの?」
そう思われがちですが、蒸留というお酒を作る工程で糖分が飛ぶため、黒糖の心地よい甘い香りは残るけど、甘ったるさは残らないのです。
黒糖を原料とした黒糖焼酎は、奄美大島群島内だけで製造が許されているんですよ。
あなたの街で黒糖焼酎をあまり見かけない理由は、こういった事情が絡んでいるからかもしれませんね。
黒糖焼酎「奄美」はどこで買えるの?
- 奄美の酒屋
- 鹿児島市内の酒屋
- Amazon
- 楽天
私は黒糖焼酎「奄美」を近所の酒屋さん(鹿児島市)で購入します。
奄美大島ではお祝いや法事のお返しに焼酎を贈ることがありますのでいただくことも多いです。
黒糖焼酎「奄美」のまとめ
- 奄美大島の南にある徳之島で製造されている
- 酒造会社は中村酒造株式会社
- 家族が力を合わせて造っている酒造会社の力作
- アルコールは30度と高めの焼酎
- おすすめの飲み方は前割り
黒糖焼酎・奄美は「れんと」のような人気・派手さはありませんが、味わい深い黒糖焼酎です。
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