ウイスキー山崎をやさしく解説!種類・値段・飲み方から白州や響との違いまで

この記事では、ウイスキー山崎の種類やおすすめの飲み方、白州や響との違い、プレゼントするならどれがいい?と言った内容を、元バーテンダーの私がお伝えしていきます。

ウイスキー山崎の種類を解説

ウイスキー山崎は4つの種類があります。

山崎の種類
  1. 山崎
  2. 山崎12年
  3. 山崎18年
  4. 山崎25年

では、それぞれの特徴を解説していきます。

①山崎

容量 700ml
アルコール度数 43%
原材料 モルト
希望小売価格 4,200円


スタンダードな山崎といえばコレ!滑らかで主張控えめなエレガントな香りで、万人に好まれるウィスキーです。

山崎は「シングルモルト」といわれるウィスキーで、山崎蒸溜所で生まれるモルト原酒だけでつくらています。

このモルト原酒をどんな樽で熟成するかによって、味や香りが変わります。メインはミズナラ樽ですが、ワインも使用しているので、山崎独特の香気を放ちます。

希望小売価格は4,200円ですが、今ではプレミアがついて、なんと9,000円以上となっています。

ロックやストレートでも飲めますが、香りは控えめなのでハイボールや水割りがおすすめです。

②山崎12年

容量 700ml
アルコール度数 43%
原材料 モルト
希望小売価格 8,500円

最も飲みやすい山崎が12年。
インターナショナル・スピリッツ・チャレンジにて、日本初の金賞を受賞しているほどです。

ホワイトオークを使用しているため、香りはすっきりとしていますが、ほんのりミズナラとシャリーオークの香りが顔を出し、鼻をとおるようにバニラを感じます。

年号なしの山崎同様、定価の2.5倍ほどの値段となっており、今では30,000円前後となっています。飲むなら、ぜひロックで飲んでいただきたい逸品。

③山崎18年

容量 700ml
アルコール度数 43%
原材料 モルト
希望小売価格 25,500円

シェリーオークの香りや甘さが主張する、ボディの強い山崎が18年です。
ここまで熟成してくると、フレッシュ感はなくなり、レーズンやチョコなどのほこりっぽさが出てきてスパイシーさも感じられます。

12年と飲み比べると、ミズナラ樽の変化を感じられるかもしれません。香りを楽しみたいため、口狭のショートグラスに注ぎ、ほんの少し水を垂らす飲み方(トワイスアップより水少な目)がおすすめです。

入手難度は非常に高く、安くても80,000円程度となっています。

④山崎25年

容量 700ml
アルコール度数 43%
原材料 モルト
希望小売価格 125,000円


非常に貴重な逸品で、年間に1,000本強しか出荷されません。私がバーで働いていた時に、たまたま入荷した一本を一口なめたことがあります。

熟成されたボディーは非常に滑らかで、ローストしたナッツのような香りと熟した果実の濃厚さを感じられました。

値段は18年の10倍程度で、800,000円前後。プレミアがついてしまったとはいえ、この値段…そうそう飲めるのもではありませんね。

こういったプレミアムボトルは、バーなどで在庫があった際に、一杯4,000円とかで飲めるので、見つけたらぜひ試してみてください!

ウイスキー山崎の種類別おすすめの飲み方

山崎の飲み方

山崎のおすすめの飲み方

  • ハイボール
  • 水割り

バランスの取れたライトな味わいなので、ロックよりものど越しを楽しめるハイボールや水割りがおすすめです。

山崎12年のおすすめの飲み方

  • オンザロック

華やかな香りを楽しみたいので、のんびりと飲めるスタイルがおすすめ。氷が溶けていく過程で味が変わっていくのを愉しみたい。

山崎18年のおすすめの飲み方

  • ストレート
  • トワイスアップ

ボディーが強く、水分が多いと香りのバランスが崩れるため、ストレートまたは少量の水を加えるのみがおすすめ。

山崎25年のおすすめの飲み方

  • ストレート

希少価値から言っても、なめるように愉しみ逸品。18年同様、ほんの少しの加水をしてもいいですが、個人的にはそのままのんびりと飲みたい。

山崎・白州・響の違いって何?

サントリー

山崎と白州の違いは?

全体に滑らかなバランスが特徴の山崎に対し、白州はスモーキーな仕上がりになっています。

スコットランドのアイラ地方でよく製造されるウィスキーに、ヒントをとっているところが白州の特徴です。アイラよりも控えめで飲みやすいウィスキーです。

ピートは苦手な方は、意外とお湯割りにすると飲みやすくなります。

山崎と響の違いは?

山崎との大きな違いは「ブレンデッドウィスキー」であること。

サントリーの中で最高峰と位置づけられているウィスキーが響。ボトルの美しさも1つの特徴です。響はモルトの他にグレーンの原酒もブレンドして、フルーティーな香味を醸し出しています。

年号を増すごとに熟した果実のような味わいになりすが、不思議とフルーティーな甘酸っぱさを感じます。

今は休売になってしましたが、響17年はジャパニーズウイスキーの中で、最もおいしい逸品だといえます。

以前は12年もあり、比較的「自分へのご褒美」的な感じで購入できていたのですが、それも終売。。。響ファンとしてはかなしい限りです。

白州と響の違いは?

白州はピートでアクセントをつけているので、さっぱり目の味わいになります。飲食店でよくミントを入れたハイボールが提供されていますが、甘さの少ないさっぱりとした白州にはぴったりの飲み方です。

対して響は、ミント等のさわやかなアクセントは不釣合いとなります。甘みの強いグレーンの効果で、それ単体で非常に味わい深いウィスキーに仕上がっているため、どっしりとしています。

さくっと飲みたいときは白州、じっくり味わいたいときは響、などと飲み分けられるといいですね。

山崎・白州・響の違いまとめ

山崎

全体的にバランスの取れた山崎は、ウィスキー初心者にオススメ。

特に12年を「初めてのウィスキー」にすると、ウィスキーが好きになるのではないでしょうか?決して年号なしも悪くはありませんが、初めての一杯は、そのお酒そのものの印象を作るもの。

ぜひ、山崎でよいウィスキーでデビューを飾っていただきたい。

白州

あっさりと飲めるので、女性におすすめです。

ピートが特徴的ではあるものの、甘さは控えめなため、レモンやミント、ジンジャーエールなどとも相性が良く、カクテル向き。

ライトな味わいに飽きてしまったらぜひトライしていただきたいのが響。

実は私のウィスキーデビューは響12年なのですが、今思えば、それを最初に飲んだのはかなりアンラッキーでした(笑)。響はほかのウィスキーを飲んでから飲むと、その美味しさをより感じるので、ウィスキーに慣れたころに飲んでみていただきたい。

ウイスキー好きの人へプレゼントするならどれがいい?

ウイスキー好きの人へプレゼント

リーズナブルなウイスキーを日常的に飲んでいる方にプレゼントするなら?

白州

容量 700ml
アルコール度数 43%
原材料 モルト
希望小売価格 4,200円

デイリーでウイスキーを楽しむ方であれば、だいたいの金額感などもわかるので、白州くらいのランクがベターでしょう。

白州はピートとバランスの取れたモルトというあまり類似のジャパニーズウイスキーがないため、喜ばれる傾向にあります。
す。

上司、父、お世話になった人にプレゼントするなら?

山崎12年

容量 700ml
アルコール度数 43%
原材料 モルト
希望小売価格 8,500円

年配の方であれば、山崎がおすすめ!予算があるのなら12年がベストです。

特に、普段からある程度のウィスキーを飲まれる方であれば、飲みなれたランクのウィスキーかと思います。

12年であればロックでもストレートでもいただけますし、「自分では頻繁に買えないし、グビグビも飲めないけどあると嬉しい!」と喜ばれるでしょう。

ウイスキーにハマりはじめた彼・彼女にプレゼントするなら?

響17年

容量 700ml
アルコール度数 43%
原材料 モルト、グレーン
希望小売価格 12,000円

ウィスキーにハマり始めた男性なら、オススメしたいのが響17年。

普段飲んでいるウイスキーが、2,000円前後の輸入ウィスキーであれば、特に味の違いを楽しんでもらえるはずです。

ウイスキー【山崎・白州・響】のQ&A

山崎・白州・響によくある質問をまとめて、回答しました。

Q:山崎・白州・響の希望小売価格よりも、実売価格が高いのはなぜですか?
ウィスキーは過去に売り上げが伸びずに、各社が事業縮小したことが今の価格高騰に関係しています。

売り上げが伸びないため、比較的安くてよく売れる年号のないスタンダードウィスキーばかりを出荷してしまっていたため原酒不足となり、熟成期間の長い商品が品薄となっています。

そんな中、数年前の朝ドラの影響で爆発的にウィスキーに注目が集まり、現在の品薄状態が続いています。

Q:外国のウイスキー(バーボン、スコッチなど)と山崎、白州、響の違いってなんですか?
スコッチ、アイリッシュ、バーボン、カナディアン、そしてジャパニーズウイスキーとありますが、日本のウィスキーはスコッチを基に考えられているため、スコッチとよく似ています。

今回ご紹介した白州は、スコッチのアイラ地方の製造方法にならい造られています。バーボンやカナディアンなどのアメリカ系はライ麦やコーンなどが原料となっており、ジャパニーズウイスキーとは原料から異なります。

味もパンチが強く、ロックやハイボールにすることが多いです。

Q:自宅で山崎、白州、響を保存するときに気をつけておくことはありますか?
直射日光に当たらないように保管することです。

しばらく飲まない飲みかけのボトルは、マスキングテープやセロハンテープなどでアルコールが飛ぶのを防いでおくと、劣化が防げます。

Q:一般的に、山崎、白州、響はウイスキー好きの方に好まれますか?
ジャパニーズウイスキー好きの方の中には、「絶対にジャパニーズウイスキーしか飲まない!」という方も多くいます。

特に12年以上熟成したものであれば、ウィスキー好きの中に嫌いな人はほぼいないのでは??

Q:バーで山崎、白州、響をシングルのロックなどで注文すると、だいたいいくらくらいしますか?
年号にもよりますが、ノンエイジ(年号なし)であれば、山崎・白州は600円程度で飲めるはずです。

響に関しては800円くらいでしょうか。

年代の違いで言うと、12年ならノンエイジの2倍、17年なら3倍程度と思っていれば間違いないと思います。

まとめ

2018年現在、ウイスキー山崎は価格が高騰しているため手に入りづらい状況となっています。

希望小売価格よりも高いウイスキーを買うのはどうかな?と思う方もいれば、希少価値が高くなっている今だから飲みたい!という方もいるでしょう。

さすがに、12年、18年、25年になってくると手が出しづらいのですが、ノンエイジ(年号なし)であれば頑張って買える価格でもあります。プレゼントでも喜ばれると思いますので、最安時期に購入するといいでしょう。

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