
- 水割り、ロック、ハイボール…
- 他においしい飲み方ないかな〜


- 写真を使ってステップ解説
- 作り方・飲み方のポイントを伝授
- その飲み方に合うグラスを紹介
- やってしまいがちな失敗例を暴露
などなど、
までわかりやすく解説しています。ウイスキーを飲む女子向けに、おまけとしてウイスキーを使ったおしゃれなカクテルも掲載しましたので、ゆっくりとご覧くださいね♪
①ウイスキーをストレートで飲む

お店では水割りやハイボールで提供されることが多いウイスキー。
ストレートで飲むことを敬遠しがちですよね?
実はのんびりと宅飲みするには、 なんです。
ウイスキー・ストレートの作り方
- 好みのショットグラスを用意する
- グラスに45ml程度ウィスキーを注ぐ


作り方・飲み方のポイント
- ウイスキーは2,000円以上のものを選ぶ
- 常温で飲むようにする
- 冷えたお水(チェイサー)を用意する
値段の安いウイスキーは、味や香りを楽しむストレートに向いていないものが多いため、2,000円以上を目安にするとよいです。
ウイスキーは瓶ごと冷やしてしまうと、香りの揮発性が落ちてしまいます。なので、ストレートで飲む場合は常温で飲むのがおすすめ。
ストレートで飲むと、早々に酔いすぎてしまいますので、冷えたお水(チェイサー)を飲みながら楽しみましょう。

チェイサー
やってしまいがちな失敗例
一度に大量のウイスキーをグラスに注ぐこと。
15分程度で飲み切れる量が目安です。飲みきれる量ですと、香りも落ちずに最後まで楽しめるからです。
使用するグラス
背が高い小さ目のショットグラスが合います。

アルコールの強さ
レベル
ストレートは、ウイスキーをそのまま飲むためアルコール度数は高くなります。
②ウイスキーをオンザロックで飲む

ウィスキーのカッコいい飲み方といえば「オンザロック」!
ストレートよりも気軽にウィスキー本来の味わいを楽しめる飲み方です。
ウイスキー・オンザロックの作り方
- ロックグラスに氷を入れる
- 氷をつたわせるようにウィスキーを45ml程度注ぐ
- マドラーで軽く混ぜる



作り方・飲み方のポイント
- 氷を大きめのものを使う
- チェイサー用意する
氷が大きいと溶けづらくなり、ウイスキーの味を長く楽しめます。
自宅で大きい氷を作るには、タッパーを利用します。タッパーで凍らせた氷の塊を、アイスピックで割るとお店で飲むような氷が作れます。
やってしまいがちな失敗例
一度にたくさん注ぐことです。
10分くらいで飲み切れる量を注ぎましょう。たくさん注ぎすぎると水割りのようになってしまうためです。
使用するグラス
大きめの氷が入る、背の低い広口のロックグラスがおすすめです。

ロックグラス
アルコールの強さ
レベル
氷が溶ける分マイルドになりますが、アルコール度数は高め
③ウイスキーをハーフロックで飲む

見た目はオンザロックに似ていますが、ウィスキーと水を同じ量で割る飲み方がハーフロックです。
少し濃いめの水割りといったイメージです。
ウイスキー・ハーフロックの作り方
- ロックグラスに氷を入れる
- ウィスキーを45ml程度注ぐ
- 水を同量注ぎマドラーで軽く混ぜる



作り方・飲み方のポイント
- 氷を大きめのものを使う
- ウイスキーと水の量を同じにする
オンザロックと同じで、氷を大きめのものにした方が、溶けづらく味を長く楽しむことができます。
ウイスキーと水の量は好みで調整してOKですが、基本は同じ量にすることです。
やってしまいがちな失敗例
ピートの利いたアイラ系のウィスキーを選んでしまうことです。
ハーフロックの飲み方には向いていません。
まろやかな味のジャパニーズウイスキーや、バランタインなどのバランスの取れたウィスキーを選びましょう。
使用するグラス
オンザロック同様、背の低い広口のグラスがおすすめです。

ロックグラス
アルコールの強さ
レベル
オンザロックよりやや弱め
④ウイスキーをハイボールで飲む

今や居酒屋の定番になったハイボール!
ビールの次によく飲まれている飲み方ですが、自宅で美味しく作るコツがあります。
ウイスキー・ハイボールの作り方
- グラスに氷を入れる
- ウィスキーを45ml程度注ぐ
- ソーダーをグラスの上部まで注ぐ
- マドラーで氷を持ち上げるように軽く混ぜる




作り方・飲み方のポイント
ハイボールのポイントは混ぜ方です!
どのように混ぜたらいいのか?コツを解説します。
- マドラーでグラス底の氷を静かに上げる
- マドラーをそっと下ろす
- クルっとひと回しする
混ぜる前は、ウイスキーがグラスの下に沈んでいます。
下に沈んだウイスキーを炭酸が弱まらないように持ち上げて混ぜると味が均等になり美味しくなります。
やってしまいがちな失敗例
家庭の製氷トレーで作った氷を使うことです。
製氷トレーで作った氷は溶けやすいため炭酸が薄まり、ハイボールの特徴であるさわやかな軽さが損なわれてしまうからです。
コンビニなどに売っているのロックアイスやタッパーで凍らせて氷の塊をアイスピックで割ったものがベストです。
使用するグラス
背の高い広口のグラスがおすすめです。
氷が溶けにくい真空タンブラーもおすすめ。

背の高い広口のグラス
アルコールの強さ
レベル
ビールより少し強め
⑤ウイスキーを水割りで飲む

炭酸の苦手、ウィスキーの香りは好きだけどロックではアルコール度数が高くて…
という方におすすめの飲み方が水割り!食事との相性もGOODです。
ウイスキー・水割りの作り方
- グラスに氷を入れる
- ウィスキーを45ml程度注ぐ
- 水をグラスの上部まで注ぎマドラーで軽く混ぜる



作り方・飲み方のポイント
- 大きめの氷を使う
- 無農薬のレモンの皮をグラスの上で潰す
大きめの氷を使う理由は溶けづらくし味が薄まるのを防ぐためです。
レモンの皮をグラスの上で潰すのはお好みですが、果皮に含まれるレモンオイルがさわやかな香りをプラスしてくれます。
やってしまいがちな失敗例
水で薄めすぎてしまうことです。
ウィスキーの品質を損なわないようにするには、ウィスキー45mlに対して、200ml程度の水がちょうどいいでしょう。
使用するグラス
背の高い広口のグラスがおすすめです。

背の高い広口のグラス
アルコールの強さ
レベル
ビールより少し強め
⑥ウイスキーをお湯割りで飲む

肌寒い季節にピッタリなのが、ウイスキーのお湯割り!
恋しくなります♪
「お湯割りなんて邪道だぁ」といわれることもありますが、本場スコットランドでも暖かいウィスキーのカクテルレシピはあるのですよ。
好まれる飲み方です。
ウイスキー・お湯割りの作り方
- 耐熱グラスにお湯を7割ほど注ぐ
- ウィスキーを30ml程度注ぐ
- マドラーで混ぜる



作り方・飲み方のポイント
お湯割りにとくに合うウイスキーは2種類あります。
こだわる方であれば、一度はお試しください。
- シャリーオークで仕上げた甘めのウイスキー
- ピーティーなアイラ系のウイスキー
やってしまいがちな失敗例
ウィスキーの上からお湯を注ぐことは避けましょう。
お湯の揮発性の高さに誘われて、ウィスキーの香りも飛びやすくなるためです。
使用するグラス
耐熱性のグラスやタンブラー。
取っ手のあるものがいいでしょう。

耐熱性のグラス
アルコールの強さ
レベル
ほんのり酔えるいい塩梅のスローアルコール
⑦ウイスキーをトワイスアップで飲む

ハーフロックの氷なしバージョンがトワイスアップです。
テイスティングなどにも用いられる、ウィスキー本来の味わいを感じられる飲み方です。
ウイスキー・トワイスアップの作り方
- ウィスキーを45ml程度注ぐ
- 同量の水を注ぎマドラーで軽く混ぜる


作り方・飲み方のポイント
- 口の狭いグラスを選ぶ
- グラスを回してみたり、少し手の温度で温めたりする
口の狭いグラスがよいのは、香りを最も楽しめる飲み方だからです。
グラスを回したり、手の温度で温めるののも、香りを楽しむ方法の1つになります。
やってしまいがちな失敗例
広口のグラスで作ってしまうこと。
広口グラスだと、なんとも味気のないものになってしまいます。
必ずブランデーグラスの様な、上に行くにつれ狭くなっているグラスを選びましょう。
使用するグラス
チューリップ型グラスがベスト

チューリップ型のグラス
アルコールの強さ
レベル
オンザロックよりやや弱め
⑧ウイスキーをフロートで飲む

見た目にも楽しい飲み方がウイスキーフロートです。
一口ごとにウィスキーと水のバランスが変わり、味に飽きがきません。
ウィスキーフロートの作り方
- ロックグラスに氷を入れる
- 水をグラスの7割程度まで注ぐ
- マドラーをそっとグラスに添わせ、マドラーに当たるようにそっとウィスキーを注ぐ



作り方・飲み方のポイント
- そっと注ぐこと
- 飲む際に勢いよくグラスを動かさないこと
これまでにない「混ぜない飲み方」です。
焦らず撫でるように注ぎ、優雅にのんびりと飲みましょう。
やってしまいがちな失敗例
氷をケチってしまうこと。
氷が少ないと、うまくフロートしてくれません。
たっぷりの氷にゆっくりと注ぐことが重要です。
使用するグラス
ロックグラスなどの背の低い広口のグラス

背の低い広口のグラス
アルコールの強さ
レベル
オンザロックよりやや弱め
⑨ウイスキーをミストで飲む

キンキンに冷やして飲む、見た目にも華やかな飲み方がウイスキーミストです。
家庭ではなかなか難しいですが、ぜひチャレンジしてみてください。
アイスピックをお持ちのご家庭であれば氷を割った際にできるかけらで作ることができます。
もしくは、破れにくい袋に氷を入れて、麺棒などのかたいもので砕いてもOK!
ウィスキーミストの作り方
- 小さめのグラスに細かい氷をギュウギュウに入れる
- ウィスキーをなみなみまで注ぐ
- グラスの表面に霜がはるまで待つ



作り方・飲み方のポイント
- 最大のポイントは「待つこと」
- チェイサーと交互にじっくりと飲むこと
- アイラ系やバーボンなどの力強いウイスキーを選ぶこと
なぜ待つのか?
理由は、待つことによってグラスいっぱいに詰め込んだ氷同士が極限まで冷た〜くなるからです。
です。
やってしまいがちな失敗例
大きい氷で作ろうとすることです。
氷が大きいと溶ける速度のほうが早くなってしまいます。
溶ける速度が早いと霜が出てきません。
なので、氷はなるべく細かく砕いて完璧な霜がつくようにがんばってください。
使用するグラス
リキュールグラスかロックグラスなどの小さめのグラス

リキュールグラスまたはロックグラス
アルコールの強さ
レベル
オンザロックとほぼ同等
ウイスキーを使ったカクテルの作り方
家庭でも手軽にできる、ちょっとアレンジのきいたウィスキーを使ったカクテルの飲み方・作り方を紹介します!
ミントジュレップ

ミントの香りがさわやかな初夏のようなカクテルです。
ミントジュレップの作り方
- ミントの葉をグラスに入れる
- 氷を入れ、ミントの葉をつぶすようにして混ぜる
- ウィスキーを45ml程度いれる
- ソーダをグラスいっぱいに注ぐ




マミーテーラー

ちょっと甘めのアレンジカクテルです。
選ぶジンジャーエールによって味も変わるので、好きな銘柄を探すのも楽しいかも?
マミーテーラーの作り方
- グラスに氷を入れる
- ウィスキー45ml、レモンを入れる
- ジンジャーエールをグラスいっぱいに注ぐ



ゴットファーザー

シェイカーを使った本格的なカクテルです。
シェイカーをお持ちでしたら、ぜひトライしてみてください。
ゴットファーザーの作り方
- シェイカーに氷をなみなみ入れる
- ウィスキー45ml、アマレット15mlを入れシェイクする
- カクテルグラスに注ぐ




※ゴッドファーザーは、オンザロックスタイルで飲んでもOKです。
ウイスキーの飲み方まとめ
ウイスキーの飲み方の中で、気になったものはありましたか?
飲み方を変えるだけでウイスキーの味も変化しますので、気になった飲み方があれば早速試してみてくださいね。
どんなウイスキーがいいのか?
口コミで人気のウイスキーを知りたいなら、こちらの記事も参考にしてみてください。