突然ですが、あなたは自宅でどんなビールの飲み方していますか?
まさか、缶でそのまま飲んでいる…なんてことないですよね。
一刻も早く飲みたい気持ちはすご〜くわかりますが、缶のまま飲むとビールの味がまずくなってしまいます。
この記事では、ビールを美味しく飲む方法を具体的に5つあげています。
日本のビールはビール大国のビールと違って、泡がきめ細かく炭酸がきいています。
だからこそ!
飲み方に注意しないとビールが美味しくもマズくもなってしまうんです。
今よりもビールを1.5倍美味しく飲みたい…!というのであれば、ぜひ「おいしく飲む方法」にトライしてみてください。
自宅でビールをおいしく飲む5つの方法
では、1つずつみていきましょう!
【1】錫(スズ)の酒器を使うを使う
保冷力があるとビールの温度を低い状態のまま保つことが可能です。
その他にも、錫(スズ)の酒器を使うことでビールを美味しくするメリットがあります。
- ビールを冷えた状態に長く保つことができる
- キメ細かい泡ができる
- ビールの液体をまろやかにする
こちらの記事では、錫(スズ)の酒器にビールを注いだ泡の写真も掲載しています。ビール好きの方は参考にどうぞ。
【2】洗ったグラスは拭かない
洗ったグラスを丁寧に拭いてませんか?
実はこれ、ものすごくNGなんです。
理由は2つあります。
- グラスを拭くと必ず布の繊維がつく
- フキンに含まれる油分がグラスに張り付き泡立ちが荒くなる
フキンでグラスをキレイにすると、手間がかかるうえにビールの味を損ねてしまう結果となってしまいます。
グラスの洗い方、乾かし方、保管の仕方は以下のとおりです。
- グラスはお湯で洗う
- 洗ったらひっくり返して自然乾燥させる
- 乾燥したら冷凍庫にいれる
これを実践するだけでも、泡立ちがきめ細やかになります。
【3】グラスへの注ぎ方に注意する
はじめは勢いよくがポイント!
では、ビールの注ぎ方を5つのステップとして解説しますね。
- グラスから10cmほど離して注ぐ
- グラスの7分目まで泡だらけにする
- 泡が落ち着くまで待つ
- グラスを一旦冷凍庫にいれる
- グラスのフチから静かに注ぐ
この手順で注げば、泡が炭酸と香りの抜けを抑えてくれ、味わいとのどごしを楽しめます。
お店で飲むビールのようにキメの細かい泡にもなりますよ。
【4】ビールを飲む前は空腹にしない
胃が空っぽのままビールを飲むと、美味しさダウンの要因になりますよ!
仕事が終わって「さぁ、飲むぞー!」と意気込む気持ちもわかりますが、お腹ぺこぺこのままビールを飲むのはご法度。
空腹でお酒を飲むと酔いが早くまわってしまうからです。
酔いが早くまわると感覚のマヒが早く来てしまい、お酒の味を長く楽しめないことに繋がるのです。
とは言え、飲む直前に食べなければならないというワケではありません。飲む2時間位で前にチーズやミルクなど、乳製品をとっておきましょう!
胃がタンパク質で保護されて、変に酔うことなく最後までビールを楽しめますよ。
とくに、女性は一般的に男性よりもアルコールに弱いので注意です。
こちらの記事では、男女のアルコール量の違いについて解説していますので参考にどうぞ。
【5】おつまみは野菜・たんぱく質中心に
ビールを美味しく飲むためには、酔いが早くまわらない対策が必要です。
そのためには、タンパク質を摂ることが有効です。
野菜はビタミン・ミネラルを含むものがオススメ。アルコールを代謝する過程でビタミン、ミネラルを必要とするからです。
タンパク質が豊富なおつまみがこちら
- 鶏ささみ
- ローストビーフ
- 魚の干物
- するめ
- 焼きたらこ
たんぱく質の中でも、生の魚やお肉は消化に時間がかかり胃に負担をかけやすいです。
胃をいたわるなら、火を通したものがオススメ。
ビタミン・ミネラルが豊富な野菜はこちら
- ほうれん草
- ブロッコリト
- かぼちゃ
- にんじに
- 小松菜
野菜スティックなどより、茹でた枝豆や温野菜をとりましょう。
ビールの本場であるヨーロッパの飲み方は日本と違う!
ビールといえば、やはりヨーロッパ無くしては語れないですよね。
私は、オーストリア・ドイツ・ベルギーと、ビール大国に行き、たらふくビールを飲んできましたが、日本のビールとは全然違うことに驚きました。
ビール大国の飲み方をマネしても、日本のビールがおいしく飲めるわけではないので注意ですよ。
ビール大国のビールの特徴とは?
- 泡でフタをしない
- 温度は日本に比べぬるい
ビールメーカーは泡でフタをすることを推奨しています。
ただ、日本のようなきめ細かい泡ではないため、お店で飲む場合でも家で飲む時でも、提供される頃には泡が消えてしまっているのです。
でも、これはごく普通のこと。誰もクレームなんか言いません。
むしろ、泡で量を稼いでないか?なんて逆クレームがあるほど(笑)。
また、グラスは日本のように冷やしてありません。
暑い日にグイッと!と思って飲むと、あれ?という感じになります。
じゃあ、美味しくないんじゃ…と思いますよね?私も最初はマズイと思いました(笑)。
しかし、ビールの味を楽しむには冷やしすぎないことも1つのコツとされています。なぜなら、ヨーロッパのビールは炭酸がさほど強くないからです。
つまり、一概にビールといっても特徴や気候などにより、飲み方は異なるということです。
日本のビールは、泡でフタをして冷やした方がおいしいのは間違いないです。
自宅でビールを美味しく飲む方法まとめ
- 錫(スズ)の酒器を使う
- 洗ったグラスは拭かない
- グラスへの注ぎ方に注意する
- ビールを飲む前は空腹にしない
- おつまみは野菜・たんぱく質を中心に摂る
今回は、ビールを家で美味しく飲む5つの方法をお伝えしました。
それぞれ好みに合わせながら紹介した方法をヒントにしていただけたら嬉しいです。
「オレはハイボールも飲むよ〜」という方は、「ハイボールの美味しい飲み方」の記事も参考にしてみてくださいね。