病みつき!日本酒の古酒「初心者にオススメしたい古酒の飲み方」

かもしびとくへいじ)
こんばんは。
30代二児の母「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」です。

古酒を知っているあなたは、日本酒ツウですよね?

日本酒に詳しい方であれば、古酒にたどり着くはずですから。
ただ、古酒に対して中には「ほこりくさい・日本酒っぽくない・においがもうダメ」と苦手な方もいるのは事実です。

古酒の味わいが口に合えば、深みとカドの取れた味わいが病みつきになります。

今回は、賛否両論のある古酒の世界をご紹介します。
とくに以下のような方は必見です。

  • 日本酒の古酒に興味がある
  • 日本酒は放置すると「酢」になると思っている
  • 酒屋さんに「この人は日本酒に詳しい」と思われたい
  • 古酒デビューにオススメの銘柄が知りたい
  • 人気のある古酒を知りたい

古酒とは?

古酒に明確な定義はありません。

何十年も寝かして熟成させた日本酒が古酒といったイメージがありますが、実はそんなことはありません。

3年ほど寝かしたものでも古酒として販売されています。

販売されている古酒は2種類ある

  1. メーカーが古酒として販売しているもの
  2. 日本酒を酒屋さんが意図的にねかして古酒として販売しているもの

定義のない古酒だからこそ、まだまだ未知なるお酒!

酒屋さんが熱く語っておりました。
酒屋さんで作る古酒は、温度調節にムラができないように一定の温度管理で味の変化をチェックしているそうです。

でも、別の酒屋さん曰く「古酒なんて、家に置いておけば作れるよ~」とのこと。

古酒の作り方も様々なようです。

古酒はどんな特徴があるの?

古酒の4つの特長

  • 色は薄い茶色
  • 紹興酒のような甘い味わい
  • 少しとろっとしたやわらかさ
  • 常温か熱燗で飲む方がよい

私の場合、古酒は決まった酒屋さんで購入します。
なぜなら、古酒がおいてある酒屋さんが少ないからです。

なぜ、古酒を扱う酒屋さんが少ないのか?

価格が安く鮮度のよい大吟醸の方が人気があるからです。
古酒は、古くなればなるほどお値段が1桁増え、古酒の味を知っているツウの方しか買いません。

なので、売上を求める酒屋さんにとっては、あまり効率のよい商売でないことがあげられます。

実際に私も経験済みです。
数件の酒屋さんで「日本酒の古酒を探しているのですが」と聞くと…

「え?古酒!?」と聞き返されてしまうほどですから。

それぐらいマニアックなお酒が古酒です。

酒屋さんがオススメする古酒デビューにピッタリな達磨正宗

達磨正宗

なぜ、古酒デビューに達磨正宗がピッタリなのか?

「達磨正宗が飲めれば古酒が好きだとわかる」から。

これ、お酒の専門家である酒屋のご主人がおっしゃっていました。
実際、古酒デビューであった私に勧められたのが達磨正宗でした。

ただ、古酒にすっかりハマってしまった私は、今もずっと好きな古酒の1つです。

写真の達磨正宗は、干支の酉年のお酒がブレンドされた古酒です。
酉年である昭和56年、平成5年、平成17年と(平成9年も)のお酒がブレンドされています。

熱燗でいただきました。

ふわっと香る熟成どくとくの香りとキャラメル色でやさしい甘みが広がります。
「達磨正宗」は、日本を代表する岐阜県の古酒の蔵元さんです。

しかし、「達磨正宗」の取り扱っているお店は、関東で21件、関西では6件とかなり少ないのです。
(北陸・甲信越は富山県のみ)

古酒デビューに達磨正宗を飲みたい方へ
Amazonで3年古酒の達磨正宗がありました。

古酒デビューもう1つのオススメは、若い古酒「鶴の里」

鶴の里

2014年の若い古酒(約3年ねかしたもの)
石川県の蔵元の菊姫「鶴の里」です。

鶴の里は、イギリスで開催されたIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2007で、SAKE部門のチャンピオンを受賞した純米酒です。

日本酒のすっきりとした味が残りつつも熟成の香りがします。
古酒としては、まだカタい部分が残っていますが、日本酒のフレッシュ感と熟成香がほんのりとします。

この香りを表現するなら梨のようなナッツのような・・。

年季の入った古酒を楽しみたいのであれば、熟成期間が長い物の方がオススメですが、デビューであれば鶴の里の3年ものはオススメできます。

賛否両論ある生酒を古酒にした光久

光久

漫画「夏の子の酒」にも出ていたお酒です。
光久は通常の状態で飲めば、のど越しがすっきりとしたマイルドな香りが楽しめるお酒です。

ただ、光久は生酒で、古酒にするのは賛否両論あります。

光久

なぜなら、火入れされていない生酒は古酒に向いていないのが基本だからです。

生酒は加熱処理がされていないので熟成が早く、高温多湿の環境下では熟成というより劣化してしまいます。

写真の光久は、酒屋さんが意図的に古酒にした梅錦「光久」で2001年のものです。
寝かした期間は16年ですね。

寝かした光久

プロの酒屋さんが、管理をしてこそなし得る技です。

古酒は、「どう化けるかわからないところ」が魅力です。
酒屋さんも、年々化ける日本酒に一喜一憂するそうです。

自宅での古酒の作り方

酒屋さんで購入すると値段が高い…
だから、自宅で古酒を作ってみたいという方もいるでしょう。

自宅で古酒を作るときに大事なのは保存状態です。

古酒を作るに適した保存場所

  • 日が当たらない場所
  • 温度が一定な場所
  • 湿気が多くない場所

寝かせ方ひとつで味がかわる日本酒の古酒は、正解がないため冒険です。

新鮮な時期は、荒々しい味だったお酒ほど寝かせたらカドがとれ、味わい深いやわらかさが出てきたり、意外と化けない酒もあったりとまるで人間のようです。

1点気をつける点は、生酒の古酒はとくに管理が大変なので素人は手を出さない方が無難ということ。

チャレンジするなら、温度・湿度・遮光管理を徹底して半年ほど寝かせること。
これは酒屋さんのアドバイスなので、やるなら自己責任でお願いします。

古酒の飲み方「常温ならワイングラスでどうぞ」

ワイングラス

古酒の飲み方は、常温または熱燗がおすすめ。

古酒を飲む場合のグラスは、おちょこのようなものではなく、ワイングラスのような口が少しつぼまったものがオススメ。

古酒は、色と香りが特徴です。
濃厚な味の余韻も長く楽むためにワイングラスのような口がつぼまったグラスがよいのです。

がしかし!
我が家は、100円均一で買ったワイングラスを落としたばかりなので、こんなコップで飲んでいます。

古酒ワイングラス

まぁ、これはこれでワイングラスのように長い足がないので扱いやすくてお気に入りですが。

日本酒の古酒は、放置すると「酢」になるのか!?

古酒ワイングラス2

日本酒を放置すると酢になると思っていませんか?

結論から言えば酢にはなりません。

日本酒は、「酢酸菌」がなければお酢にはならないのです。
放置すると酢になるのではなく、ビターチョコのような味わいになります。

ワイングラス

オススメ古酒人気ランキング

1位:達磨正宗ミニボトル飲み比べセット

熟成3年、5年、10年、20年のセットです。
1本あたり50mlで寝かせた期間も4種類あり、味を堪能できます。


2位:達磨正宗(ダルマ正宗) 3年古酒

1800mlですが、3年古酒です。
この1本を美味しく飲めたなら、次のステージへいきましょう。


3位:超古酒日本酒30年古酒

500mlのザ・古酒と言える日本酒
30年寝かしてあります。

最後に

古酒は、これまでの日本酒の常識を破る深〜い味わいのあるお酒です。

基本的に日本酒には賞味期限がありません。
同じ銘柄でも、寝かせる期間によって味や風味が変わります。

もっともっと美味しい日本酒が飲みたい!
まだ見ぬ古酒の世界を堪能したい!

こういった方は、ぜひ古酒を飲んでみてください。
ハマってしまっても責任はとれませんが。

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