ここ数年、日本酒が好きになった主婦です。夫婦のお疲れ晩酌を週に1~2回程度しています。
突然ですが、日本酒は保存状態で味が変わってしまうことを知っていますか?
日本酒は購入する前の時点から、良し悪しを確認することも必要です。
なぜなら、保存方法が悪い量販店があるからです。
また、自宅で日本酒を保存するときの注意点もあります。
ということで…
- こんな保存状態のお酒量販店には気を付けよう!
- 自宅でに日本酒を保存するとき気をつけること
日本酒は保存状態が悪いと、風味や味が衰えてしまいます。せっかく買った日本酒を最後まで美味しく楽しみたいのであれば、ぜひこちらの記事を参考にしてみてくださいね。
こんな保存状態のお酒量販店には気を付けよう!
- 直射日光があたるところに日本酒を置いている
- お店の外に日本酒を置いている
- お店の外の地面に日本酒を置いている
すべてNGです。
すべての量販店さんがこのような保存をしているわけではありませんが、私は数年前に見かけたことがあります。
- 日本酒の保存方法の知識がないのか?
- 悪い保存方法と知っていながら場所の関係でやっているのか?
どちらにしても、こんな量販店は最悪です。
消費者である私達は自分の目で確かめるしかありません。日本酒を買う前から味が落ちている…。なんてことがあり得るのですから。
自宅で日本酒を保存する方法
- キッチンのコンロ付近に保存しない
- 湿度、温度の変化が多い場所に保存しない
自宅で日本酒を保存するときに気をつける点は上記の2つです。
では、自宅で日本酒を保存するにはどうしたらいいのか?
理想的な保存方法を3つご紹介します。
日本酒の理想的な保存方法
- 室内温度が5~6度以下の場所で保存
- 冷蔵庫保存
- 小分けし立てて冷蔵庫に保存
酒屋さんは、家で日本酒を保存する場合に
します。ただ、一升瓶の場合は、立てて保存するのはもちろん、冷蔵庫に入れること自体が現実的に厳しいでしょう。
そこで、私が行っている苦肉の策を紹介します。
空気に触れないようにぎりぎりまで入れるのがポイントです。
空ペットボトルがない場合は、日本酒の瓶を新聞紙にくるんで、直射日光があたらない風通しがよい場所で保管するのが良いです。
なぜ、日本酒は保存方法で味が変わってしまうのか?
- 日本酒は光や紫外線に弱い
- 日本酒は高温に弱い
- 日本酒は多湿に弱い
- 火入れされていないお酒はデリケート
理由は4つです。
①日本酒は光や紫外線に弱い
日本酒は、直射日光や蛍光灯の光に弱い性質を持っています。
紫外線に長期さらされると風味がかわり黄ばんでしまうのです。
日本酒の瓶の色を思い出してみてください。
ほとんどが茶色や緑色ですよね?
日本酒の色や風味が変わらなによう遮光しているのです。
②日本酒は高温に弱い
コンロ付近に日本酒の瓶を置いていませんか?
日本酒は高温に弱い性質があります。
もしコンロまわりなど高温になる場所に日本酒を保管していたら…
風味がなくなり味も劣化していきます。
③日本酒は多湿に弱い
キッチンの水回り付近の収納に日本酒を保管していませんか?
あの場所はよくありません。多湿だからです。
温度は高くならない場所でも、湿度が高い場所では風味や味が変わってしまいます。
④火入れされていないお酒はデリケート
日本酒の中でも火入れされていない種類は、とくに保存方法に気をつけなくてはなりません。
火入れとは、低温熱殺菌のことです。
- 生酒
- 生貯蔵酒
火入れされていない日本酒は上の2つがあります。
火入れされていない日本酒は、フレッシュでフルーティーな味が楽しめるのが魅力です。
ですが、ガスが発生する場合がありますので立てて必ず冷蔵庫保存しましょう。
日本酒に賞味期限はありません
日本酒には、
冷暗で保存し未開封であれば、1年は味に大きな変化を感じません。
飲みかけのお酒も、冷蔵庫で栓をして極力空気に触れさせなければ半年すぎても楽しめます。
だからこそ、保存方法は大事です。
最後に
私は子供が小さいので日本酒は家で飲みます。
もともとお酒の知識はなく、焼酎と日本酒の区別もつかないほどでした…笑
ですが、結婚して家でお酒を飲む回数が増えたことで、お酒を選ぶ機会や知識も増えていきました。
おいしい日本酒を長く楽しみたい!
そのため、日本酒の保存方法も研究してきました。
日本酒は
早く飲みきろうとあせらなくても大丈夫です。
ぜひ、今回紹介した保存に関する内容を取り入れて日本酒を楽しんでくださいね。
ちなみに、写真の一番手前にある日本酒は古酒です。日本酒にハマると行き着く先は古酒…。と私は考えています。
古酒に関する記事はこちらで公開していますので、興味のある方は読んでみてくださいね。