
突然ですが、ビールにはちみつを混ぜて飲んだことはありますか?
ビールにはちみつを入れるなんて…と思われたでしょう。
実はバルト三国では、ビールにはちみつを混ぜるのが普通なのです。
本場のはちみつ入りビールを飲んでみた

エストニア、ラトビア、リトアニアの地元のパブやレストランのメニューにははちみつビールが載っています。(※全てのパブ・レストランではありません)
黒ビール、ヴァイツェンなど、はちみつが入ったビールの種類は様々でした。
はちみつとビールが大好きな私にとって、願ってもないコラボレーションです!
はちみつとビールを見つけるたびに注文していたほどです。
味のほうは…
うん、美味しい!!この一言に尽きます。
口に入ると舌の上ではちみつの自然な甘さが「スッっと」味覚に感じられます。決してクドくありません。
ベトベトすることはないのですが、舌にはちみつが溜まりやすいので最後は甘みが強くなります。
でも、日本で売ってるビールにはちみつを入れても美味しくはならないですよ。
バルト三国のビールは小麦の香りと味わいがマイルドなものを使っているからこそ、はちみつを入れるとビールが美味しくなるんです。
私のオススメするはちみつビールは…?

エストニアのRaasiku Olletehasというメーカーのはちみつビールです。
「はちみつ入り」「はちみつ抜き」があり、値段はどちらも変わりません。
他のヨーロッパの国々より物価が安いので手軽に飲むことができます。
もしエストニアに行くことがあれば、Raasiku Olletehasのはちみつビールを試してみてくださいね。
はちみつビールは醸造所で生産している

はちみつビールはお店でビールにはちみつを混ぜて出しているイメージがありますが、醸造所ではちみつを入れた状態で生産しています。
メニューの自ビールのコーナーに銘柄付きではちみつビールが掲載されていたので「はちみつビールって醸造所で仕込んでいるんだ」ってわかりました。
はちみつビールの本場であるバルト三国とは?

フィンランドの下、そしてポーランドの左に上下に並んだ小さな国々です。
北部東欧地域に属し、上からエストニア、ラトビア、リトアニアとバルト海沿岸に位置しています。
琥珀が多く獲れ、伝統的にリネンやはちみつの生産が盛んです。国土の大きさも人口の規模も小さく、首都には中世の面影が未だ色濃く残されています。
料理も美味しいし人々も優しい、そして何より歴史が胸熱なので、これらの国々での旅行を博物館、古風な通り、レストラン、パブ、どこかしこで思いっきり堪能しました。

バルト三国のお酒に関しては、ウォッカはもちろん、果物のシュナップス(蒸留酒)といったアルコール度数の高いものの生産が盛んなイメージがあります。
ビールも生産、消費ともに盛んで、ワインも銘柄は多くはありませんが生産しているようです。
バルト三国は、中世以前から小麦を多く産出する農業国で、17~18世紀には海運大国オランダと小麦の取引を盛んにしていたという歴史があります。
ちなみにバルト三国以外では、ポーランドのスーパーではちみつビールを見つけました。
瓶で買ってみましたが、個人的にはエストニア、ラトビアで飲んだはちみつビールのほうが好みでした…。
まとめ
- エストニア、ラトビア、リトアニアの地元のパブやレストランで飲める
- はちみつが入ったビールの種類は複数ある
- 味は自然な甘さがありベトベト感はない
- 日本のビールにはちみつを入れても美味しくならない
- 味は自然な甘さがありベトベト感はない
- ビールが苦手な方でも飲める
- 個人的なオススメあhエストニアのRaasiku Olletehasというメーカーのはちみつビール
はちみつビールは日本で一般的ではないと思いますが、興味ある方はぜひチャレンジしてみてください。