バドワイザーといえば、男性にとってバドワイザーガールのインパクトの方が濃いのではないしょうか?
そんなバドワイザーですが、バドワイザーガールのインパクトは濃くても味が薄いと感じる方も多いようで…
いや〜…。違うんです!
あれ、
独自の製法によりクリア感を出しているのですよ。
好きな人はハマるんですが…。
ということで、バドワイザーの味は薄いんじゃないの!って話やバドワイザーの味の特徴などをお伝えしていきます。
バドワイザーは味が薄いのではない!
バドワイザーは味が薄い!原材料をケチってるんじゃないの?っていう人がいるみたいですが、間違いです。
バドワイザーの独自製法をあげてみますね。
- 麦芽と米を別々の釜で加熱
- 糖化の段階で混ぜられ、ろ過する
- 独自にブレンドされたホップを加える
- 冷却する
- 酵母を加えて発酵する
- ビーチウッド(ブナの木片)を加える
冷却時に独自の2段階冷却を行うことで、バドワイザーのクリアなビールの味が出ているのです。
バドワイザーの味の決め手は、発酵するときに加えられる酵母。
もう1つの決め手になるのが、最後に加えられる「ビーチウッド(ブナの木片)」です。
これが飲みやすさの秘訣なんですねー。
薄いのではないですよ〜。
バドワイザーで大きな役目を果たしているブナの木片ですが、日本ではあまり重宝されていないんですね。
腐りやすいので建築材には向かず、食器などの加工品にしても、すぐに変形してしまうとして主に薪などに使われていたそう。
それがバドワイザーの世界では重要な材料になるのだから、なんだか不思議ですね!
バドワイザーの味の特徴は?
- スキッとした飲み口
- 喉ごしの軽さ
- クリアな味わい
グラスに注ぐと、クリアで澄んだ黄金のビールという印象です。
飲み口も見た目どおりのクリア感!
クラフトビールとは違って、軽いのどごしがバドワイザーの味の特徴でもあります。
このクリアな味に、私もバドワイザーのファンになってしまった1人です。
バドワイザーに合うオススメのグラスをご紹介
バドワイザーを飲むなら、スルスルと飲みやすいように口の広いグラスがオススメです。
一番マッチするのは
背の低いグラスでも、口の広いものであれば大丈夫です!
バドワイザーのグラスへの注ぎ方
- 始めは勢いよく注ぎ込む
- 泡が立ったら淵からグラスに沿わせて注ぐ
こうすることで、香りが逃げにくくなり美味しさを最大限に生かせるのです!
バドワイザーなんてもう古い?そう思っているあなた!
ぜひ、ビールとグラスをキンキンに冷やしてグーーーっと飲んでみてください!
そもそも、バドワイザーとは?
1876年、アメリカのミーズリー州生まれ。
現在80ヶ国以上で販売され、誰もが知っている世界的なビール。
特徴は、2種の大麦と米を使っていること。
バドワイザーのパッケージは10回以上も変更されていた!
すでに
愛され続けているバドワイザーです。パッケージも時代ごとに変わってきています。今は、おなじみの赤と白と青のデザインですが、こちらのデザインが基調としている色は75年も続いているのです。
基本の色は守り続けながらも、10回以上もデザインの変更をしているそうな。
意外や意外!バドワイザーの創設者はドイツ人
バドワイザーと聞けば、当然のようにアメリカを思い浮かべますよね?
しかし、バドワイザーの創設者はドイツ系移民のアドルフス・ブッシュ氏によって創られたのです。
大きな夢を描いてアメリカに渡ったアドルフスですが、途中で父の仕事を手伝ったりしながら成功への道を辿ります。
そして、優れた営業力を持ったアドルフスは、濃くて重い黒ビールばかりを飲んでいたアメリカ人に、暑い地域にぴったりの爽やかでクリアなビールを広めることに成功したのです。
それがバドワイザー。
バドワイザーの瓶はどこで買えるの?
バドワイザーは缶よりも瓶で直飲みする方が好きって方多いですよね。
見た目カッコイイですし。
ただ、今はバドワイザーの瓶をなかなか店頭でみかけません。
そこで、どこで買えるのか?
調べてみると
コスパはあまりよくないですが、瓶のバドワイザーが冷蔵庫にズラリと並んでると、超かっこいいです!
お友達の家で宅飲みするときなんか、コレ持っていったら評判いいでしょうね。
バドワイザーとハイネケンを比較してみた
バドワイザーとハイネケンは似てるようで違います。
何が違うのか?こちらの表でハッキリさせてみました。
誕生国 | アメリカ | オランダ |
---|---|---|
取扱メーカー | キリンビール | キリンビール |
価格 | 4,580円 350ml✕24本 |
4,980円 350ml✕24本 |
誕生年 | 1876年 | 1873年 |
原材料 | 麦芽、ホップ、米 | 大麦麦芽、ホップ、 |
アルコール度数 | 5% | 5% |
種類 | ピルスナー | ピルスナー |
製法 | ピーチウッド(ぶなの木)製法、バドワイザーのオリジナル酵母を添加 | 独自のハイネケンA酵母の使用 |
味の特長 | 心地よいのどごし、トロピカルフルーティーのような甘い香り、スッキリした苦味の少ない味わい | フルーティーな香味、コクがあるけど飲みやすい |
苦味が少なくスッ〜っと飲めるクリアな感じがバドワイザー。
コクがあって苦味もあるけど飲みやすいのがハイネケン。
こういった味の違いがあります。
個人的な味覚によるものですが…。
缶のデザインが両方おしゃれですよね。
バドワイザーまとめ
バドワイザーは味が薄いのではないこと、味の特徴をまとめてみます。
- 味が薄いのではなくクリア感を出す製法
- スキッとした飲みくちがある
- 喉越しが軽い
- クリアな味わい
- クリア感は独自の2段階冷却によって生まれる
- バドワイザーの味の決めては「ビーチウッド(ブナの木片)」
バドワイザーは、キリンビールが日本で製造していたのですが、2018年末で日本での製造を終了するそうです。
今後、入手困難になってしまうようなことがあれば残念ですよね。
今のうちに日本で製造するバドワイザーを飲んでおきたい方は、要チェックかも。
若かりし頃ウィ-ンでバーに目覚め、銀座のバーで働き始めたみゅうです。